-
ブランドストーリー
音楽への情熱とともに、200年の革新
1825年の創業以来、木管楽器の歴史とともに歩み、数々の革新を重ねてきた〈ビュッフェ・クランポン〉。その歩みをご紹介します。
-
1825
1783年生まれのフランス人楽器製作者、ドゥニ・ビュッフェ=オージェ(Denis Buffet-Auger, 1783–1841)が、パリ第2区のパッサージュ・デュ・グラン・セルフ 18番地(Passage du Grand-Cerf)に工房を構えます。13キーの優れたクラリネットを製作し、瞬く間に音楽界で知られる存在となります。 -
1841
1841年には、〈ビュッフェ・クランポン〉製オーボエの製造記録が残っています。 -
1843
ドゥニの弟、ルイ=オーギュスト・ビュッフェは、クラリネット奏者イアサント・クローゼと協力し、テオバルト・ベームがフルートのために考案したキーと可動リングの仕組みをクラリネットに応用しました。ベーム式はフランスをはじめ多くの国に広まり、ドイツやオーストリアではエーラー式が主流となりました。 -
1850
ジャン=ルイ・ビュッフェは、ルイ=オーギュスト・ビュッフェ、フェルディナン・トゥルニエとともにビュッフェ・クランポン商会を設立し、マント・ラ・ヴィルに工房を構えました。この頃、ベーム式クラリネットの量産が本格化しました。 -
1866
ピエール・グマスのもと、マント・ラ・ヴィルの工房に蒸気機関が導入され、製造工程の機械化が進みました。アドルフ・サックスの特許が失効したこの年、〈ビュッフェ・クランポン〉は初のサクソフォーンを製作しました。サクソフォーンの発明からわずか20年後のことです。 -
1889
〈ビュッフェ・クランポン〉はパリ万国博覧会で数々の賞を受賞し、同年、米国への輸出を開始しました。 -
1955
ロベール・カレが設計し、1955年に登場したR13は、特に米国で高く評価され、同社を代表するモデルとなりました。同年、サクソフォーン「Dynaction」シリーズの製造も始まりました。 -
1967
日本では作曲家の保良徹(Hora Toru, 1932–2020)が1967年に〈ビュッフェ・クランポン・ジャパン〉を設立。ジュリアード音楽院で学んだ彼は、1964年に〈ビュッフェ・クランポン〉に入社し、日本市場における管楽器の普及と、販売店への高度な教育研修に尽力しました。2011年、社名を株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパンに改称しました。 -
1975
ロベール・カレの名を冠したクラリネット “RC”が登場しました。その設計思想は、のちの “フェスティヴァル”、 “プレスティージュ”へと受け継がれました。”プレスティージュ”はクラリネット、オーボエ、フレンチバソンのすべての機種で展開されるラインナップとなっています。 -
1992
技術者ルネ・ルシューと、当時フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者だったジャン=ルイ・カペザリが協力し、オーボエ “Prestige”を開発しました。グレナディラ材のモデルに続いてGreen LinE®仕様も登場。その設計思想は、 “Prodige”(2016年)、 “Virtuose”(2017年)、 “Légende”(2021年)など、その後のオーボエモデルにも受け継がれています。 -
1994
〈ビュッフェ・クランポン〉は、再構成グレナディラ材を用いた世界初の木質系複合素材“Green LinE®”を発表しました。クラリネットやオーボエの製作に欠かせない木材資源を守るとともに、天然木の響きや質感を生かしながら、優れた安定性と割れにくさを実現しています。 -
2004
ミシェル・アリニョンの監修のもと、著名なクラリネット奏者たちとの協力により、クラリネット“Tosca”が誕生しました。“R13”の系譜に連なるプロフェッショナルモデルです。 -
2016
〈ビュッフェ・クランポン〉のロゴを刷新しました。 -
2021
クラリネット"BCXXI"が登場しました。革新的な構造を採用し、B♭クラリネットに新たな音響表現をもたらしました。 -
2024
ハイブリッド構造を採用した画期的なオーボエ"Légende Hybride"が誕生しました。 -
2025
〈ビュッフェ・クランポン〉は創立200周年を迎えました。